中医薬膳コンセイエ|私ごはん。相談室

https://medicated-diet.com/blog/method-for-improving-constitution.html中医学式体質改善方法

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中医学式体質改善方法とは・・・


こんにちは、中医薬膳コンセイエです。 いつもありがとうございます。

質問

前回言われた通りのおススメ食材を一か月続けました。 もう長年の悩みだっった《睡眠の質》が改善しました。これはどうしてですか? なぜおすすめ食材で、機能したのか、情報ありましたら教えてほしいです。(Tさま)

理由

→ちょっと長い説明になります。中医ケアの基礎です。時々読み直していただけると良いです。(1回では?だと思います。) Tさまのいくつかあるうちの気滞体質。西洋医学では有形のものを測って診断するものですが、中医学では【気】と言う目に見えないものが、 体に影響を半分も及ぼしていると考えます。(陰と陽で2分の1)この気滞体質は気が滞り、停滞している状態。松本さまの睡眠も耳鳴りも咳もこの気滞体質に起因しています。

【同病異治と異病同治】

中医では8体質に分類して病気の対応します。例えば気滞体質の方の頭痛と気虚体質の方の頭痛の薬や食べ物は異なります。 (同病異治)逆に気滞体質の方の頭痛と他の気滞体質の方の便秘の薬や食べ物は同じだったりします。(異病同治) なので西洋医学だと内科行って耳鼻科行って、皮膚科も行ってとパーツごとに診てもらいますが、 中医では【漢方体質を偏りを正す】ことをします。だから細かい検査も、数値も要らないのです。すべての不調はその時の体質の偏りが起こしているからです。 体を自然界に存在するひとつの物として捉えます。(天人合一)

【体質を中立に戻すことをする中医学】

なので今回もTさまの体質の偏りを正すことに留意しました。中医だと他の不調も一緒に気にならなくなるし、 悪くなる時はあちこち出ても同じ原因と考えてます。だから、時々《想定内》と言う表現をつかっているのはそ のためです。こう言う体質の状況だと、アレ、コレ出るとわかっているからです。逆にアレ、コレ出ればこの体質と判断できるからです。

【気血水の目に見えない気。実はかなり大切】

中医では体を作っているのが気血水。決して骨や肉ではありません。気血水のバランスを取るのがすべてです。 今回の場合も大元の原因である気滞体質ほかいくつかの体質のバランスをとりました。 この原因の解消にはいくつかありますが、 少し私を【信頼】していただけたのがひとつの原因かと思います。気滞体質の疑り深い人のケアは中医では難しいにです。気滞体質の人には信頼して貰えないと始まらないのです。 そこがクリアできれば、気が流れやすくなるのです。 疑りなどは気滞体質を強くしてしまうのです。 見えない気なのですが、中医では見えてます。この段階でケアする《治未病》《まだ病になっていないものを治療する》と言います。普通の人が気づかない時期です。 でも 気が停滞したままにすると血水の停滞も引き起こし、そこで初めて西洋病院で数字に出て現れます。つまり中医は数字のでない時期にケ アすることが得意なんです。西洋医学では見れない気の部分を食薬の機能でバランスを摂っていくのです。 (【気】の概念は中医独特で一回では理解されないこともありますが。学校では飽きるほどどれほど大切か聞かされます。)

またTさまがサービスを定期的ご購入いただいているので、より詳しく今の中医的な状況が把握できていることが大きいです。 中医では、オーダーメイドと言います。人それぞれ漢方体質の中で強弱があり、さらに複数持ち合わせると、 複雑になって千差万別になってひとりひとり違ってくるのです。ちょっと自己判断で薬局で箱入り漢方薬を飲むのは、中医的にはあってないはずです。 中医では、すべての状況に対策があり、その対策は感覚ではなく、1:1に対応していて細かく理論があるのです。 漢方は効かないとかゆっくり効くとか言われますがそれは、①漢方体質を細かく分類できていない、または②その対策出来るものを知らないからなのです。 当然知らない情報があるとその部分が対策できません。そういう意味で深く対策ができる状態になったと言うのは中医的なケアでは大きいです。 本来の中医薬膳は中医師が薬局でしか買えない、強いお薬を調合したいわゆる●●湯とか▲▲散とかを処方します。●●湯とか▲▲散などの中身の薬を食べ物で置き換えたのが、中医薬膳です。だから。●●湯とか▲▲散の中身を暗記して覚えました。これを食べ物に置き換える本来の薬膳は中医師レベルの知識が必要になります。 また季節も関係します。季節に対しても定期的にご利用いただき、その都度微調整が可能になってます。 まさに理想的な《the 中医薬膳》が実践出来ています。

【五臓六腑は中医の専門用語】 中医では内臓、五臓六腑は連携しております。五行にはいるのです。五臓六腑は季節にも大きく影響を受けます。 特に睡眠には《心と腎》の連携が必要。この連携ができていない【心腎不交=睡眠トラブル】今回睡眠の解決策として体質の今のバランスでこの連携をきちんとするおすすめをしました。 以上、中医の基礎理論を簡単にご紹介しました。 西洋医学とは違う物差しだからこそ違うアプローチになります。 今回の睡眠に関しての臨床理論では ●五臓六腑● ●心腎不交●がポイント。

=====中医のケアのやり方===== ①季節薬膳(五行説)x体質薬膳(陰陽説)=中医ケア ②また対症療法(今の不調)x根本原因の中医ケアと2刀流。 ①②合わせて中医の基本的なケアのやり方です。 ====● 季節薬膳は定期的にTさまが相談されているから可能になります。 季節により体質のバランスが変動したらまた食薬で調整とっていくのが中医式です。 対して 西洋薬は対症療法(今の不調のみ押さえ込むイメージ。元の原因は取り去れていない) でケアしています。成分やら、ピンで取り出しているのと違い、中医の自然素材はいくつもの良さを同時に持ちます。なので複雑な状態に1番少ない品数で対応できるかはもらった情報量とそれに対応できる中医の知識が必要です。 抽象的ですが、以上が理由です。 まとめると




Tさまがちゃんと守って実行してくださっているからですね。 私からは季節に合わせ、いただいた今の体質に合わせ網羅率の多いものをおすすめしています。 当然お悩みが同時にいくつもあるものに対応出来る食薬を知っていないとできません。 この中医の分類で《スーパーで買える薬》をメインにおすすめしているところも私の特徴です。 薬寄りの食べ物で薬膳の処方箋を作るのは専門的すぎて他の人にはほとんど出来ないようです。



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あなたにあうおすすめ食材をパーソナルに伝授。パーソナルにむきあうそれが中医学体質ケア

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