国立北京中医薬大学日本校 初の文化祭へ
今日は学校の初の文化祭。 先生や卒業生のプロの方のセミナー満載。 今から行ってきます。
お料理は不特定多数向けの無難な補益薬膳になるかと思いますが、生薬ドレッシングは補血用とかお勧め体質とかキャッチコピーがあり、楽しみです。 土、日曜講義にあと今日また。 中医薬膳にどっぷりはまっています。 でもはまっているのは私だけでなかった。 クラスメートも凄い。 アラフィフが多いようですが、 ほんとみんな「こんな素晴らしいものがあったのか」という、純粋な好奇心を掻き立てられているんだと思います。 薬膳料理が誤解されて認知されているだけに、本物に触れた喜びは大きい。 目の前で受ける授業では、中医学で大切な、先生方の「気」をたくさん感じられるのもあると思います。 そういう意味でも、今日はプロの気達の気を楽しみにしてます。 土、日曜は蔵象学説に入りました。古代3000年前からバイブルが同じなのです。何より物の見方というものは、モノサシが変わると違って見えるということ。色んな判断が既に何かの先入観であることがあるのだと感じることの多い中医学。 体だけでなく、ココロも緩んで行くのがわかる中医学。 ======すっごい人でした〜 [caption id="attachment_3935" align="aligncenter" width="300"] 漢方 生薬 当帰(根っこ)の葉っぱ。スーパーで買えるような計画があるとかないとか。[/caption] [caption id="attachment_3937" align="aligncenter" width="224"] 声のかすれなどにいい生薬 胖大海と柚子のお茶。見た目モズクみたいですね。[/caption] [caption id="attachment_3938" align="aligncenter" width="220"] 生薬 蜂蜜は生薬を丸めるのに使いますが、これはそんな風に作る韓国のお菓子。(チャンムグなども薬膳のお話)[/caption] 最後はセミナー。 恩師の中医学の学び方を ご披露していただきました。 内容は授業と同じく ハイレベルな用語がでてきますが、 こんな普通にスーパーにある食材(実は漢方薬も結構あります)を組み合わせ漢方薬を偉大な中医師が考案したとか聞くと、 薬膳の力を改めて感じます。
今回は認知症専用治療薬 としての方剤(漢方薬)、 【三黒栄脳湯】 に使われている生薬 が、数ある生薬の中から たった3品セレクションでできていて、 しかも。
それがなんと、1)黒豆 2)黒胡麻 3)桑の味
食材です〜。 ええ〜!という感じしませんか?漢方薬局でしか買えない生薬を差し置いて。スーパーで買える生薬で、いいんですか? 理論も教わりました。(方解) 薬膳科の中医学の 授業ではそんなことも踏まえつつ 先生から色々学べたのが改めて感謝。お料理教室でも、数カ月前に黒食材が何故、どのようにいいのか ご紹介したばかりでしたが、 こんなに興味深い裏付けがあったとは。
帰りに切らしていた、
黒豆と黒胡麻買ってかえりましたよ。
レッスンでもこんなすぐに役立つ
薬膳情報
毎回ご紹介続けますね。