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下痢
あなたはどのタイプ?弁証論治
胃腸の機能障害で起きる下痢。
中医学(漢方)では、下痢の症状も証(体質)に分類してタイプ別のケアの方法をします。
大きくいうと、環境的なものと体質によるものになります。
環境的というのは、湿気と熱や冷えによる外部環境によるものと、食べすぎ・食当たりなどによるものです。
体質的なものは、胃腸が弱い気虚体質、ストレスの気滞体質、冷え性の陽虚体質などがあります。以上6つの原因にわけられます。
環境的なものは、急性におきる下痢が多いです。習慣的な場合は体質的なものである場合が多いです。
中医学では、軟便も下痢のうちにいれてケアをします。
注意したいこと。下痢は下痢止めを飲むことで、
悪いものを体にとどめておくことになります。むやみに下痢止めの薬を買ってのまないで、
食べ物などで優しくケアして少し様子を見るのも大切です。
下痢に
体をあたためる・・生姜、ネギ、ニラ冷えが原因のとき
山芋には整腸作用がある、下痢止めに。脾が弱い人はこまめに
ハスの実・梅の実・・・下痢止め。特に山芋は。。。。
梅干し・・・整腸作用と抗菌作用で
青しそもお刺身などについているのは、
体を冷やしすぎず、
また解毒作用もあるので
もち米・・体をあたため固摂作用?で下痢止め
冷房で冷えてしまった。寝冷え・風邪などや冷たいものの食べすぎなど・・
おなかを出して冷えてしまったときなど。
この2タイプは似ていますが、寒熱が違います。
下痢をしたときに、《寒タイプ》は便の色も薄く、食べたものが消化しないででてきます。
《熱タイプ》は便が臭く匂いがあり、色は濃い茶色、出たあとも肛門が熱い感じあります。
風邪やアイスや氷など冷たいものの食べすぎで起きるのが《寒タイプ》、体に余分な水分がたまり、熱がこもっているのが《熱タイプ》です。
急に激しい下痢になるのもこのタイプ。
疲れやすい、体力がない
いつも小食で
山芋
中医学では消化は脾と胃が弱ると消化力も弱くなります。消化吸収がきちんとできない下痢がこのタイプ。もともと
胃腸が弱い人が脂身の多いお肉や揚げもの、お菓子などを食べたときになりやすいです。
このタイプは便秘と下痢が交互に起きる、気滞体質。
ガスがおなかにたまりがちなタイプです。緊張すると下痢になる、
いわゆるストレスによる下痢のタイプです。中医学では肝経のケアをします。
お腹や腰がいつも冷えがちな方はこのタイプ。腎経のケアを心がけ、体を温める食材を多めにとり、冷やす食べ物はひかえましょう。
りしつ
下痢したあとも、おなかが痛いときはすぐに病院へ、行きましょう。